ベーグル作りは難しいと思われがちですが、コツさえつかめば簡単に作れます。
この記事では基本のベーグルのレシピをまとめました。
バターや牛乳を使わず、ヘルシーに作れるベーグル。つやピカベーグルのもぎゅっとした食感は、コツさえつかめば誰でも簡単に作りだせます。
アレンジレシピの紹介や、ベーグル作りで失敗しないコツなどをまとめたので、参考にしてみて下さいね。
基本のベーグルの材料(4個分)
- 強力粉 250g
- 砂糖 12g
- 塩 3g
- ドライイースト 3g
- 水 140g
ケトリング(ゆでる用の水)
- 水 1000g
- ハチミツ 15g
基本のベーグルの作り方
小麦粉の香りや味を楽しめる「基本のベーグル」のつくり方をまとめました。
【レシピ:基本のベーグル】
- ホームベーカリーで生地を作る
- 生地を4等分する
- 生地を伸ばす
- 成形する
- 発酵させる
- 予熱を始める
- ケトリング
- 焼く
一番気をつけたいポイントは「ケトリング」。ケトリングとは発酵が終わった生地をゆでる作業のことで、食感やパリッとした仕上がりに欠かせません。
①【生地をこねる】ドライイースト以外をホームベーカリーに入れ、こねる

ホームベーカリーでこねる作業は15分です。こね始めて5分程度たったらドライイーストを加え、残り10分こねましょう。
私が持っているホームベーカリーはうどんモードがこね時間15分のため、うどんモードを使用して生地を作っています。
②【生地を4等分する】スケッパーか包丁で切ろう

生地を四等分します。

スケッパーか包丁のどちらか、ご家庭にあるもので作業してみて下さいね。
③【生地を棒状にのばす】18cm×6cmくらいでOK!ロールケーキのように巻こう

生地を18cm×6cmくらいに伸ばします。

その後ロールケーキのように巻き、巻き終わりはつまむようにして閉じましょう。
④【成形する】動画付き!ベーグルらしい形にとめよう

片側の端を少し広くのばし、丸く成形します。
成形し終わった終わった生地は、クッキングシートの上に置きましょう。
このクッキングシートは、発酵後にパン生地にさわらず、表面がキレイなままケトリングをするために必要です。
⑤【発酵させる】30~40度で約30分程度

生地を室温または30~40度で30分程度発酵させます。
お持ちのオーブンレンジに発酵機能があればそれを使ってもOK。オーブンレンジを使う場合は発酵後、すぐオーブンの余熱をしてくださいね。
予熱時間も含めて発酵時間を調節してね
⑥【予熱をする】ケトリング(生地をゆでる作業)の前に予熱を完了させよう
ケトリング(生地をゆでる作業)が終わったらすぐにオーブンで焼き始めないと、表面がしわしわのベーグルになってしまうため、ケトリング前に必ず予熱を完了させましょう。
⑦【ケトリング】はちみつを入れたお湯で表30秒、裏30秒ゆでる

ケトリング用のお湯は水1リットルに対し、ハチミツ15g使用。ハチミツが無いときは砂糖を使っても大丈夫です。
温度は80~90度。小さな泡がふつふつを出てくるくらいがゆでごろの温度。
ケトリングが始まったら時間との勝負なので、なるべく時間を守り、表と裏を30秒ずつゆでましょう。
⑧【焼く】ゆで終わったらすぐに焼こう
ケトリングが終わり次第、210度に予熱したオーブンで15~20分焼きます。
ケトリングが終わってから焼き始めるまでに時間がかかってしまうと、表面がしわしわのベーグルになってしまうので注意してくださいね。
基本のベーグルの味|小麦の味ともぎゅっとした食感が楽しい

完成したのは表面はパリッと、中はもっちもち食感のベーグルです。
小麦の味と香りを感じるシンプルなベーグルなので、そのままはもちろんベーグルサンドにしても楽しめそうです。
もっと楽しもう!ベーグルアレンジ3選
ベーグル作りをもっと楽しめるよう、アレンジレシピを紹介します。
【ベーグルアレンジ3選】
- 黒ごまベーグル
- チーズ&ミルクベーグル
- Wチョコベーグル
生地の味をかえたり、中に入れる具を変更するなどバリエーションは無限大。ベーグル作りを楽しむときの参考にしてみて下さいね。
①香りと食感が楽しい「黒ごまベーグル」

香りと食感が楽しい黒ごまベーグルは、そのままはもちろんきんぴらごぼうや卵焼きなど和風の具材をサンドしてもおいしくいただけます。
黒ごまは香り高く、大人からも子どもからも愛される味。
パンこね器に黒ごまを入れるだけで作れるので、パン作り初心者も取り入れやすいアレンジです。

②水分を牛乳に変えると食感も変化「チーズ&ミルクベーグル」

ベーグル作りに使う水分を牛乳に変えて作ったミルクベーグルは、生地の状態では固めですが焼くとふんわり食感に仕上がります。
焼く直前にチーズをかけると、よりミルク感を味わえる仕上がりに。
チーズのカリカリ食感と香りがくせになるベーグルなので、そのまま食べてもおいしいですが、ベーグルサンドにするとコクが出るので、何倍にも楽しめます。
③あま~いチョコレートが溶け出す「Wチョコベーグル」

基本の生地にココアパウダーを加えた生地に、チョコレートを包み込んだWチョコベーグルは甘くて幸せな味がします。
断面を見るとチョコレートが少ないように感じますが、溶けたチョコレートがじんわりしみ込んでいるので満足感はたっぷり。

お菓子よりもヘルシーに食べられるので、少しだけチョコレートを楽しみたい方におすすめです。

1個で満足!ジューシーな鶏の照り焼きを使ったベーグルサンド

白だしを使って調理の時短をした鶏の照り焼きベーグルサンドは、簡単に作れるのに1個で満腹になるほどのボリューム感です。
食パンで作っても良いですが、ベーグルならではのもっちり感を味わえるベーグルサンドは満足感たっぷり。
凝った作業は何一つないので、ベーグルサンド初心者でも失敗することなく作れます。

ベーグル作りは簡単!基本のレシピでもっと身近な存在に
むずかしいと思っていたベーグルは、意外と簡単に作ることができました。
【基本のベーグルを作るときのポイント】
- ケトリング前にオーブンの予熱を完了させよう
- ケトリングは表面から始めよう
- 倍量作りたいときは、ケトリング用の鍋を増やそう
アレンジも簡単にできるので、ぜひ作ってみて下さいね。