バナナが余っているけれど、
「生地がべたべたして、失敗してしまった」
「ホットケーキミックスを使わないレシピを知りたい」
と悩んでいませんか?
この記事では薄力粉と牛乳を使ったバナナスコーンのレシピをまとめました。
バナナを使ったスイーツ作りは水加減がむずかしく、べたべたした生地になりがち。しかし、このレシピならバナナの水分を生かした薫り高いバナナスコーンを作れます。
朝食やおうちカフェのお供にぜひ作ってみて下さいね。
【材料】バナナスコーン6個分
- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 6g
- 砂糖 20g
- 有塩バター 60g
- バナナ 小1本(80g前後)
- レモン汁 小さじ1
- 牛乳 20g
事前にしておくこと

バナナ・レモン汁・牛乳をつぶしながら混ぜておきます。

ここで作ったバナナマッシュがバナナスコーンの水分になるので、バナナはしっかりつぶしておきましょう。
作り方
バナナスコーンの作り方をまとめました。
- 粉類を泡だて器でよく混ぜる
- ①にバターを加える
- 指先でこするようにしながら混ぜる
- つぶしたバナナを加え、切るように混ぜる
- 半分に切って重ね、のばすという作業を3回繰り返す
- 生地を冷蔵庫で休ませる(30分~1時間)
- 6㎝の丸型で型抜きをする
- 200度に予熱したオーブンで15~20分焼く
おいしいスコーン作りのポイントはこねすぎないこと。こねすぎると仕上がりが固くなるので、注意してくださいね。
①粉類を泡だて器でよく混ぜる

薄力粉・ベーキングパウダー・砂糖をボウルに入れ、泡だて器でよく混ぜます。
この工程は粉ふるいの代わりです。薄力粉のかたまりがなくなるようしっかり混ぜて下さいね。
②①にバターを加える

バターは手でつぶすように混ぜるので、余力があれば小さく切っておくと作業がしやすいです。
③指先でこするようにしながら混ぜる

バターのかたまりが大きければ手でつぶしながら混ぜ、粉全体にバターがいきわたるよう指先でこするようにしながら混ぜます。
混ぜ終わるタイミングは粉全体が黄色っぽくなるまで。
バターは小豆大の大きさのものなら残っていても大丈夫です。ボウルの中にある粉がムラなく黄色くなっていたら次の工程に進みましょう。
④つぶしたバナナを加え、切るように混ぜる

ゴムベラでさっくりと混ぜます。
このとき生地を練ってしまうと、焼き上がりの食感がぼそぼそになったり固くなったりしてしまうので注意が必要。
このレシピは水分が少なめでまとまりにくいですが、次の工程でまとめることができるので、少々粉っぽさが残っていても次の工程に進んで大丈夫です。
⑤半分に切って重ね、のばすという作業を3回繰り返す

生地を半分に切る道具はスケッパーが使いやすいですが、もしなければゴムベラなどでも代用できます。

半分に切って重ね、のばすという作業はボウルの中で行っても大丈夫。
ある程度生地がまとまったら、ボウルの中に残っている粉類を巻き込むようにして半分に切った生地を重ねていくと、生地のこねすぎを防げます。
⑥生地を冷蔵庫で休ませる(30分~1時間)
生地は2~3cmくらいの厚さに伸ばし、ラップに包んで冷蔵庫で生地を休ませます。
ベーキングパウダーの働きが弱くなるので、生地を休ませた後は24時間以内に焼き上げましょう。
⑦6㎝の丸型で型抜きをする

型は5~8㎝の菊型や丸形を使いましょう。あまり複雑な形の型は焼き上げた後、不格好になってしまうことが多いので注意が必要。
型が無い場合は包丁で生地を切るだけでも良いので、ご家庭にあるもので成形してみて下さいね。
⑧200度に予熱したオーブンで15~20分焼く

型抜きをする前に予熱をはじめましょう。
我が家では200度に予熱したオーブンで15、6分焼くことが多いですが、オーブンによって焼き加減が変わることもあるので、様子を見ながら焼いてみて下さいね。
スコーンが一番おいしいのは焼きたて。冷めてから食べるときはオーブントースターなどで2~3分焼いてから食べてみて下さいね。
バナナスコーンは口の中いっぱいに香りが広がる

バナナスコーンは甘すぎず、バナナの香りで満足感を感じられるので、子供の朝食にぴったりです。
【バナナスコーン作りのポイント】
- 水分が足りないときは牛乳を小さじ1ずつ追加してみよう
- 抜型が無いときは包丁で切るだけでもOK
- 抹茶パウダーやほうじ茶の茶葉を入れてもおいしいよ
外はサクサク、中はふわふわ。バナナを使ったお菓子特有のべたつきも重さもないので、とても食べやすいスコーンです。
ぜひ作ってみて下さいね。